最終更新:2011年11月24日
子宮頸がんは、ウイルスが原因で子宮の入り口で発生し、30代〜40代の比較的若い女性に発症し易いのが特徴です。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症します。
子宮頸がんは、初期症状がほとんどなく、気づいた時には既に進行していたというケースも少なくありません。症状が進行すると、下記のような症状が現れます。
ガーダシルは、サーバリックスに次いで2剤目に承認されたHPVワクチンです。サーバリックスがHPVの16型と18型による感染を予防するのに対し、ガーダシルは6型、11型、16型、18型の4つの型のHPVウイルスに対応する4価のワクチンで、子宮頸がんだけでなく、尖形コンジローマ、外陰上皮内腫瘍、腟上皮内腫瘍にも予防効果を有するのが特徴です。
子宮頸がんは、ほぼ100%HPVの感染が原因であると考えられていて、発癌性のあるHPVには15種類ほどの型がありますが、中でもHPVの16型と18型は、子宮頸がんの発症原因の約65%を占めており、特に20代女性では90%をも占めています。また、HPVの6型と11型は、尖圭コンジローマの発症原因の約90%をも占めています。
ガーダシルは米国で開発され、2006年6月に世界初のHPVワクチンとして米国、メキシコ、オーストラリアなどで承認されました。2011年6月時点で、世界123の国と地域で承認されており、世界中で最も広く使用されているHPVワクチンです。
現在、日本で接種できる子宮頸がん予防ワクチンは、2種類あります。
| ガーダシル | サーバリックス | |
|---|---|---|
| 予防できるウイルス | HPV16型・18型・6型・11型 | HPV16型・18型 |
| 予防効果が期待できる疾患 | 子宮頸がん・尖圭コンジローマ 外陰上皮内腫瘍・腟上皮内腫瘍 |
子宮頸がん |
| 接種スケジュール | 初回 初回より2ヶ月後 初回より6ヶ月後 |
初回 初回より1ヶ月後 初回より6ヶ月後 |
| 接種対象年齢 | 9歳〜 | 10歳〜 |
接種費用は、ガーダシル・サーバリックスとも同じです。
国内臨床試験成績から引用しますと、接種局所の副反応としては、注射部位の疼痛、発赤および腫張、疲労、頭痛、関節・筋肉痛、胃腸症状、発熱等が見られましたが、副作用程度は軽症から中程度で、3回の接種スケジュールに影響が出るほどではありません。
ガーダシルは4種類のHPV(16型、18型、6型、11型)、サーバリックスは2種類のHPV(16型、18型)の感染を予防しますが、全ての種類のHPVの感染を予防できるわけではありません。
そのため、定期的な検診によって子宮頸がんを早期に発見する事が重要です。
子宮頸がん情報サイト(MSD:ガーダシル)
子宮頸がん情報サイト(グラクソスミスクライン:サーバリックス)
子宮頸がん情報サイト