最終更新:2011年11月22日
いつも、生理が始まる前と後では心身の状態が違うと感じたことはありませんか?
女性の体は排卵後、黄体ホルモンの分泌量が増えます。これを黄体期といい、この時期に体や心が不調になる人が多いようです。
月経がはじまる10日前後前より精神的・身体的不快症状があらわれ、月経がはじまるとともにそれらの症状が消失するものをいい、月経前症候群(PMS=premenstrual syndrome)、または月経前緊張症(premenstrual tension)とも呼ばれています。
30~50%の女性に何らかの月経前緊張症がみられるといわれていて、多くの場合、毎回月経の前になると同じような不快な症状があらわれます。
月経前緊張症の原因としては、黄体期の黄体ホルモンの不足、卵胞ホルモンの過剰など、内分泌ホルモンのバランスが崩れたため、またはエストロゲンやプロゲステロンの異常、セロトニン分泌異常など神経伝達物質の代謝異常などさまざまな説がありますが、まだはっきりとはわかっていません。
しかし、いろいろな原因が考えられますが、深く関係があるといわれるのが女性ホルモンの影響です。
月経前緊張症の症状は身体的症状だけでなく、憂鬱感、不眠など、うつ病などメンタルな病気と似た症状など精神的症状も多くみられます。
具体的には頭痛や腹痛、腰痛、めまい、乳房の張りや痛み、便秘、食欲不振、じんましん、 むくみ、体重増加、などの体の症状のほか、イライラや憂鬱感、疲労感、集中力の低下などの精神的な症状もみられます。
どのような症状が出るかは個人差があり、症状の度合いも人によって違います。しかし、寝込んだり、仕事や家事などができなくなったりするほど症状が重い人はそれほど多くはありません。