最終更新:2011年11月22日
子宮内膜は女性ホルモンの影響を受け、子宮内で増殖、剥離・出血(月経)を繰り返しています。それが何らかの原因で子宮内以外の場所(卵巣・卵管・腹膣)で子宮内膜が増殖し、出血を起こしてし まう病気が子宮内膜症です。
血液やはがれた内膜は行き場がなく、やがてしこりになったり、周辺の臓器との癒着(ゆちゃく)を起こして、さまざまな障害が現れます。残念ながら、未だに原因は不明です。
主な症状としては、重い月経痛があり、重症になると重苦しい不快感や性交痛がみられます。20代での発症が多いのも特徴です。
不妊症を招きやすいので注意が必要です。思い当たる症状がある人は早めに受診することをお勧めします。
いくつかの理由が考えられていますが、まずは女性のライフスタイルの変化です。
子宮内膜症は、月経をくり返す度に悪化します。初潮年齢が早くなっているうえ に、女性の晩婚や少子化で、一人の女性が経験する月経の回数が増えていることは、大きな原因の一つです。
ほかにも、診断技術が進歩して、子宮内膜症を発見しやすくなったことや、情報が普及して婦人科へ足を運ぶ女性が増えたこと、また化学物質のダイオキシンとの関係などもいわれています。
内診・直腸診や超音波検査、血液検査、MRI検査、CT検査、腹腔鏡検査、膣鏡などを使って子宮や卵巣の状態を検査します。