婦人科一般
子宮膣部びらん
子宮膣部びらんとは |
子宮膣部びらんは、子宮口を中心として本来なら最も上にあるべき上皮がなくなり、その部分がただれている状態をいいます。
子宮膣部びらんは子宮の入り口の上皮が傷ついたり、炎症をおこしている『真性びらん』と、一見ただれているように見える『仮性びらん』にわけることができます。
『真性びらん』はまれで、多くは『仮性びらん』です。
原因の大部分は頸管の炎症で、頸管炎による膣部びらんは女性の90%が発症しており、分娩後には100%の女性が発症しているといわれています。
主な自覚症状はおりものの増加です。
炎症のないおりものは通常透明ですが、炎症がある場合黄色く血液が混じることがあります。
性成熟期の女性にはめずらしいことではありません。おりものが増えたり、不正出血などの症状がみられることがありますが、検査してがんでないと判明すれば、治療の必要がない場合がほどんどです。
原因 |
| 真性びらん | セックスやタンポンの挿入などで子宮口周囲が刺激されることにより炎症が起こります。 |
| 仮性びらん | 女性ホルモンが影響しているといわれています。 |
症状 |
円柱上皮が刺激を受けると、分泌物が増え、おりもののとして出てきます。
さらに、出血がみられることもあり、セックスの後に出血することがあります。
子宮膣部びらんは生理的現象であるため、とくに症状がなければ治療をおこなう必要はありませんが、おりものの量が多かったり、出血がある場合には治療が必要となります。


