アトピー性皮膚炎 - 押田皮膚クリニック | 渋谷駅南口より徒歩5分 一般皮膚科 小児皮膚科 美容皮膚科
アトピー性皮膚炎の症状について
アトピー性皮膚炎の主な症状は
皮膚が赤くなる、ブツブツができる、じくじくする、カサカサするなどの他、
皮膚がポロポロ剥がれる、皮膚が硬くなるなどの症状が現れます。
これらの症状にはいずれも強い痒みを伴い、体の左右対象に症状が現れることが多いです。
おでこ、目の周り、口の周り、首、手足の関節、胸や背中、などに現れ、このような症状が長期間(乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上)にわたり続く場合にアトピー性皮膚炎と診断されます。
アトピー性皮膚炎の特徴
アトピー性皮膚炎には以下のような特徴があることがわかっています。
- アトピー性皮膚炎を引き起こす遺伝的な体質がある
- 湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す
- かゆみを伴い、掻く事によって悪化する
- 皮膚が乾燥している
- 様々な物質に対してアレルギー反応を起こしやすい
- 比較的子供に多く、成長につれて症状が軽くなる傾向がある
- 各年齢層によって出やすい症状や部位が異なる
アトピー性皮膚炎の治療について
アトピー性皮膚炎は病気そのもの短期間で完治させることはできませんが
根気強く治療を行なっていく事で、最小限の薬で症状を落ち着かせた状態にする事ができます。
治療につきましては以下のような治療を行います。
薬を用いて肌の炎症を抑える
炎症を抑える治療にはステロイド外用薬、タクロリムス外用薬を用い、
痒みが強い場合は飲み薬を併用して治療を行います。
スキンケア
炎症が治まったあとは保湿薬などを利用してスキンケアを行っていきます。
※皮膚の水分が低下しているアトピー性皮膚炎の方は皮膚の保湿が治療の基本となります
その他、アトピー性皮膚炎の治療についてご不明点がある場合は担当医までご相談くださいませ。